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料理家、母、カメラ愛好家...多彩な顔を持つ谷尻直子さんが愛用するヨセミテストラップ。

ヨセミテストラップのリアルなユーザーの声をお届けします。ご登場いただくのは、東京の渋谷区某所で予約制レストラン「HITOTEMA」を手がける谷尻直子さん。人気レストランで腕を振るいながら、母として、カメラを愛する趣味人として多忙ながらも充実した毎日を過ごしています。オリジナリティあふれる視点で食、写真、ライフスタイルを捉える、直子さんが語るヨセミテストラップの魅力とは?

谷尻直子さん

料理家

完全予約制レストラン「HITOTEMA」主宰。「現代版のお袋料理」「現代版の母の手料理」をコンセプトにした、お酒に合いつつも体を労るコース料理を提供。ファッション業界を経て、料理家に転身し、現在は企業のレシピ開発等にも携わる。近著は『HITOTEMAのひとてま』シリーズ(主婦の友社)。夫は建築家の谷尻誠さん、お子さんは現在6歳。

お袋料理「母の手料理」とシェフの料理は何が違う?

ーファッション業界から料理の世界に飛び込んだのは、どうしてでしょうか?

スタイリストのアシスタントを経て独立して、その後ファッションデザイナーと一緒にブランドをスタートしました。でも、何か違うかもと次第に思うようになったんです。というのも、半年に一度は必ず新作を発表して、残ったものは全てセールにかけるというそのサイクルが普通であることに段々違和感を感じるようになったからなんです。新しいものに価値をおき、たった半年しか経たないものに価値が無いと言われているような気がして......

ーこちらの「HITOTEMA」でも、金継ぎされたお皿を大事に使われていますね。

古着をリサイズしたり、ダメージが出てきたらリペアして着てきたのと全く同じ感覚なのです。服が器に代わっただけなのかなと思います。私は中身がおばあちゃんで(笑)、もったいないとよく思うんです。

母の手料理をコンセプトにされていますが、母の手料理とシェフの料理は何が違うとお考えですか?

そうですね...HITOTEMAでお食事を召し上がっていただいたお客様に、その場限りの美味しさではなく、明日、そして一週間後に、あぁ、なんかすっきりする、巡りがいいな。あのメニュー、家でも真似してみようかな」と感じてもらいたいというか。お母さんが子を思う気持ちとそれは似ているんじゃないかなと。どこに住んでいても、母親というのは、子どもの事を考えているんですよね。明日、一週間後、笑顔で健康でいて欲しいと心から願うそんな気持ち。お店では私は、大家族のお母さんになったような気持ちで切り盛りしています。ここはお客さんは10人入れる、つまり10人姉弟のお母さんなんで、肝っ玉なんですよ。ところで最近のイチジクは、特別なものをのぞいて甘くないって気づきませんか? 以前甘かったものも、最近は味が変わってきています。でも、甘味の濃くないイチジクでも、揚げるととろっとしてとても甘くなるんです。そんな風にシンプルだけど、ちょっとした工夫で現代の食材に合わせて食事や空間を輝かせることが目標です。

ーこの場所のキッチンと客席の近い距離感もまさに実家っぽいですね。

「作る」から「食べる」までの距離がものすごく近いですよね。お店のロゴの手のマークはここにも付随しています。作る工程がほぼほぼ全て見えてしまうこともあり、もしかしたらお客様の安心にも繋がっているのかもしれないなと思います。それと、5,5mのカウンターキッチンなのですが、他人同士横並びで、同じ「コース」のメニューを召し上がって頂くので、「同じ釜の飯を食う」ではありませんが、時にはお客様同士で自然に会話もスタートする事もあれば、私が知っているお客様同士を時と場合によっては食後に紹介したりと、サロンのようになることもあります。

写真をアップすることは未来を作る行動。

ーヨセミテストラップ...、中でもカメラストラップを愛用されているとお伺いしました。

2台のカメラを持っていて、オリンパスのカメラにはバイカラーのものを、清水寺から飛び降りる覚悟で買った(笑)ライカには、オリーブのものを付けています。主人も愛用していて、カメラにはブラックのヨセミテストラップが付いていますが、それぞれ一目で自分のものがわかるように、ストラップの色を分けています。

ー実際に使用される中で、お気に入りのポイントを教えてください。

ストラップが丸なので、裏表気にせず肩にかけられるのがすごく機能的ですよね。個人的に私は、女性っぽ過ぎない中性的なアイテムが好きで、服もモノトーンが多いんです。ヨ

セミテストラップはカラーが沢山あるから服に合わせて馴染ませたりアクセントにしたり、コーディネート出来るのも好きです。女性がピアスや指輪などのアクセサリーを変えるように、アクセサリーを付けない男性であれば、ストラップを替えて気持ちを変えるのも良いんじゃないでしょうか。パートナーと合うようにコーディネートするのもストラップなら嫌じゃない。

ー今では、スマートフォンをカメラ代わりに使う人が圧倒的に多いわけですが、なぜあえてカメラを使い続けているんですか?

SNSなどに写真をアップロードするのは、過去を記録したり、何かを見せびらかしたいわけではなく、未来を作る行動だと私は思うんです。だから、いい写真の方がいい未来が来ると思うんです。自分がいいなと思ってアップした写真を、他の方が気に入ってくだされば、お互いの感性が合致して、そこから何かが起きるという未来が来るかもしれない。実際、ここ5年で強くそう感じます。それに、誰もが写真を撮れる時代で同じものを使っていれば、どこに個性を出すことができるでしょう? 人とはちょっと違う写真にしたいと思いますし、実際に今は一眼カメラで撮る人も増えてきていますよね。

ーモバイルストラップはいかがでしょうか?

週末は、山か川か海にいることが多いんですが、手ぶらでいられるから、そこで使います。私は「じっとしていないね、本当は二人いるんじゃない?」と言われるほど、多動症です。でも現代人はみんな、毎日がマルチタスクですよね。そして、欲張りにいろんなことを同時に楽しんでいる人ほど、人生を謳歌していると思うんです。ある意味、豊かな暮らしというか。だから、両手をフリーに使えるのは衣食住アートを全て味わいたいという、欲張りな生活を望む人にはもってこいなアイデアだと思います。

ー両手が使えるのは、子供がまだ小さい親にとってもありがたいですよね。

子育て世代には、手ぶらというのは重要ですね。ミルクをあげつつ仕事のメールを返したりしなくてはいけない。携帯は電話、写真、メール、読書や知育アプリ、そしてクレジットカードの役目と、1日の間で姿は変わらず中身が色々と変化するアイテムなので、ハンズフリーだと助かります。海外にいくと携帯にクレジットカードが入っていれば、それだけで電車やバス、タクシーに乗れるので、ストラップの重要性と盗まれにくい頑丈さが身に染みました。

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